2024年から新NISA制度が始まったこともあってか、世間(?)の投資熱が高くなっているような気がするようなしないような。たとえば私は月5000円でちい活をしているけども、「その5000円は本当にキャラクターグッズに使ってもいいのか?」「月5000円でも、コツコツ積み立てていけば将来増えるのに」みたいな空気を感じる。(インフルエンサーのポジショントークなのかもしれないけど…)
ということで、思考の整理のために、私が投資ではなくちい活に消費する理由について書く。
今ある気持ちがずっと続くとは限らない
今、私はちいかわが好きでグッズを集めるに至っているわけだけど、この気持ちがこの先もずっと続くとは限らない。
飽きっぽい性格なので、数ヶ月後には熱が冷めて、集めたグッズもぜんぶ邪魔になってしまうかもしれない。
だとすると、ちいかわを楽しめるのは「今」しかないということじゃないか?
ってことは「今」やったほうがいいってことじゃないか?
たとえば今月の5000円を投資にまわしたとして、数年後、数十年後にそれが増えていたとして、その時にのめりこめるような何かがある保証もないし、なんなら長生きしそうな雰囲気もない。()
なので「今を我慢し、将来にお金を回す」よりは「今の好きな気持ちを優先する」ほうを選んでしまう。
何かに興味を持てること自体がすごい
私はとある事情で「これまで楽しめていたモノがまったく楽しめない・興味も持てない」状態に陥ったことがある。
そういう経験を経た結果「何かを好きだと思えたり、何かに夢中になれたりすることって幸せなことだったんだなあ」と思った。
何にも興味を持てなくなると、生きるエネルギーがどんどんなくなっていって、何もかもがどうでも良くなって、今日を生きることもしんどくなってくる。
…とまあ、その結果として「今を楽しむ主義」になった。
今好きなものがあってそれに夢中になれてるっていうのは生存に有利な状態なので、使いたいと思うお金は割と今使うスタイルでに人生を送りたい。
哲学で補足
ニヒリズム的には「すべてに意味も価値もない」し、仏教的にも「諸行無常」なんだから、将来のことを心配して今を蔑ろにするよりは、今を楽しんだほうがいいと捉えられるんじゃないか?
グッズ集めは、わからない人からしたら到底無意味だけど、そんなことを言ってしまえば、お酒を飲むこともお菓子を食べることも無意味だよね。健康を害するし、エンプティカロリーだし。
でも、多くの人は酒を飲み菓子を食べる。だって美味しいし楽しいんだもん。だから私はちいかわグッズを収集する!
ちい活は消費なのか?浪費なのか
自分のとってのちい活が消費なのか浪費なのか考えてみたんだけど、浪費ではないと思う。
衝動買いや過度なギャンブル、本当は参加したくない飲み会代などです。お金を使っていながら、お金に見合った価値を得られていない状態が浪費です。
消費とは、生活するために必要な出費のことです。家賃や光熱費、通信費、被服費、娯楽費など、ほとんどの項目は消費に該当します。お金を使うことで、それに見合った価値が得られている状態が消費です。
MUFG
お金に見合った価値は得られているように感じるし(たまに何でこれをあの値段で買ったんだ!?みたいなのはあるけど)「人生するために必要な出費」だから…。(生きるエネルギーとして)